Kawauso's blog

MTM07終了いたしました!

 12月3日、4日のMTM07にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
 昨年のMTMはかわうそ兄弟商會ができたてほやほやの「藍Pad」をひっさげてデビューした記念すべき場。その場に今年も立つ、ということで、実はとっても緊張していたのです。「ビギナーズラック」ということばもあったりしますから。
 どきどきしながらブースに立ちましたところ、うれしいことに、昨年来てくださった方たちとの再会あり、新しい出会いもどんどん生まれ、たいへん楽しく、みのりある2日間を過ごさせていただきました。
 理工系デザインをおもしろがってくださることは、デザインをした者としてはもちろんうれしい限りなのですが、やはり、「藍染め」の持っている魅力ってすごいのではないかとあらためて思ったのです。日本人のミームがぴぴっと反応してしまうのではないかと。
 お買い上げいただいたみなさま、MTMの会場はライティング環境があまりよくありません。外に出て明るい光のもとで藍の色をじっくり堪能してくださいね。
 早々に売り切れたアイテムにつきましては、クリスマスプレゼントやお年始のあいさつグッズとしてのおつとめも果たせるよう、さっそく再販準備にかかる所存です。このデザインの手ぬぐいがあれば、ブックカバーがいいな、などなど、具体的リクエストも受付中。ぜひリクエストをご送信くださいませ。よろしくお願いいたします。

Make: Tokyo Meeting 07 に出展します

鮮烈なデビューを飾ったMTM06に引き続き、今年も12月3日(土)、4日(日)に東京工業大学で開催される、Make: Tokyo Meeting 07 (MTM07)に出展します。人気の藍Padをはじめ、さまざまな藍染製品の展示と即売を行いますので、会場にお越しの際はぜひお立ち寄りください。電子工作とのコラボもあります。ブースは体育館入り口から見て左端です。私たちの製品についてはこちらをご覧ください。

影を避ける/染めの仕事

 

 2011年11月9日水曜日、帯の糊置きに野口紺屋へ行く。

 薄曇りだが陽も射す午前、淡く光る空を背景に「皇帝ダリア」が花を咲かせていた。花びらはうすむらさきいろで、桜の花びらが少し青みがかったような色。「皇帝ダリア」という名まえがついているので、幾重にもかさなった豪華な花を想像していたのだが、大輪ではあるけれど一重咲きで、花の構造はごくシンプルだ。花びらもそれほど厚みがなく、かすかな風にも揺らぐ。このまま小さくすればずいぶん可憐な花に感ぜられるだろう。ただ、ものすごく背が高い。まるで樹木のように伸びている。糊小屋の屋根より、さらに1メートルは高い。

 「いいかげん、早く咲かないと、咲く前に切っちまうぞ」

つぼみをつけたまま、なかなかほころばないダリアを、野口さんのおじさんは昨日、脅したのだそうだ。とたんに効を奏して、今朝、花が咲いた。

 「ことばがわかるんですよ」

 おじさんが笑って言う。

目からウロコの雪女バリエーション

 雪女伝説発祥の地、青梅に、「山猫あとりゑ」を営むかわうそ兄弟の叔父さんこと小林さんを囲んで飲んでいたときのこと。叔父さんと長年の飲み仲間の某氏が、

 「青梅って雪女の伝説のある土地でしょ。」

と、頭突に雪女話をはじめた。

 叔父さん曰く、

 「うん。小泉八雲のところで働いていた女中さんが青梅の出身で、雪女の話を八雲にして、それで、八雲が文章に残して有名になったんだね。」

 ふうん、そうなのかあ、と興味深く聞いておりますと、さらに某氏、続けて言うには、

 「雪女ってさ、あれね、女がね、若いきれいなオトコをナンパする話なんだよね。で、もう飽きちゃったから、自分からかまかけてね、夫に自分の秘密をしゃべらせて、よくも約束破ったなあ、なんて言って、子どもを押し付けて自分は山に帰って行く。で、次のオトコをナンパするんだね。」

 と、あっけないほど手短に解説してくださったのでした。

 雪女はなんで、子どもを置いて山に帰ったのか? それは物語の掟か? なんて、あれこれ心理分析していたことが、なんというか、我ながらおかしくもあり。

かわうそ兄弟商會「オープン・オフィス」のお知らせ

11月から毎週日曜日の午後を「オープン・オフィス」としてかわうそ兄弟商會の八雲オフィス(最寄駅は都立大学)を一般に公開します。
ここでは、かわうそ兄弟商会の藍染め製品および小林敏也さんの宮澤賢治画本シリーズを直接手にとってゆっくり見て頂くことができます。

松屋銀座 銀座の「きもの」市

松屋銀座で2011年10月20日(木)から25日(火)まで開催される「銀座の「きもの」市」に出展されている玉のりさんのブースの一角をお借りして、かわうそ兄弟商會の藍Pad藍てぬぐいを置かせていただいています。何卒お運びいただき、Webの写真ではどうしても伝わらない色合いや質感などをお確かめください。玉のりさんの作り帯や帯留なども素敵なので合わせて是非!

Alexander夫妻と藍染め扇子

皆さんはクリストファー・アレグザンダー(Christopher Alexander)という建築家をご存知ですか。
論文「都市はツリーではない」で幾何学的に計画された近代都市の問題点を指摘し、より人間的な住みやすい活き活きとしたまちづくりを住民参加型で行なうための作法を「パターン・ランゲージ」や「ネイチャー・オブ・オーダー」という画期的な知恵の体系にまとめたことで有名です。

第6回 藍染めワークショップ/トラディショナルな絞り染め

         

 

★第6回のワークショップの募集は締め切りました。ありがとうございました。

第6回のワークショップを10/24(水)+10/31(水)に開催します。

ちょっとがんばってトラディショナルな絞り方に挑戦して、木綿のスカーフ、手ぬぐいを染めます。

一回目に布を絞って準備し、二回目に紺屋さんで染めます。詳細は「続きを読む」からどうぞ。

ギャラリー ぎおん石 銀座店「和のセレクト展」

無事終了しました。多数のご来場、お買い上げありがとうございました。

9月14日(水)から18日(日)まで銀座のギャラリー ぎおん石で開催される「和のセレクト展」の一角をお借りして、かわうそ兄弟商會の藍染製品の展示即売を行います。お近くにいらした際はどうぞお立ち寄りください。

新製品 宮澤賢治「過去情炎」扇子

 「過去情炎」は、宮澤賢治が生前唯一出版した詩集『春と修羅』に収められた詩で、1923年秋、関東大震災が起きた直後に書かれた詩群のひとつです。賢治は自分の詩を心象スケッチと呼びました。関東大震災の起こる直前の心象スケッチ「オホーツク挽歌」詩群には、若くして病死した妹トシという、たった一人の人間への哀惜がつづられますが、震災後の「過去情炎」を含む詩群では、人間という存在そのもののはかなさ、あやうさが前に出ています。(藍型染扇子 5,000円 税込) 続きを読む

 

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